ura chocotto nikki

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今、私の目の前には扉がある。


しかももう開いてる。


あの押しても引いてもびくともしなかった重たい扉はやっとギシギシ音を立てながら開いたのだ。

もうどこへ行けば良いのかも分かってる。

ちろん扉の向こう側。


足を1歩踏み出せば良いだけ。

扉をささっとくぐれば良い。


なのにその前で動けなくなる。

動けない理由がいくつも浮かび上がってくる。


だって、だって、だって。








でも、



それが言い訳でしかないのも実はもう分かってる。




このままここにいたい理由と、扉の向こうに行きたい理由を数えてみる。


応えは明白だ。





はぁ。

とため息をついて足を上げる。


目もつむったかもしれない。




そっと目を開ける。



ん?



足を着いた場所は今までいた場所と何も変わらない。




あれ?



大事なものを失っても、苦難が待ち受けても、悲しみが襲ってもこない。



何だかわからないけど清々しいと思う。



なんで早くここに来なかったんだろうと思う。


怖がってたものなど何もない。


怖かったのはただの妄想。


なぁんだ。


るんるん。


楽しいな。


深呼吸する。

空を見上げる。

まわりを見渡す。


世界はなんて素晴らしいんだ!!!




すると視界の先の方にチラッと何かが見える。


なんだろう・・・






目を凝らして良く見てみる。









あ、










また扉だ。










chocotto nikki comments(0) trackbacks(0) さとうさちこ
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