登りたい山 |
2010.11.30 Tuesday 13:13 |
タランティーノ監督の痛い映画をみちゃいました。
イングロリアスバスターズってやつです。
痛いのってとっても苦手なんですけど、この人の映画はめちゃめちゃ痛いシーン満載なのに好きだったりします(痛いシーンは目を塞ぎますけど)。
この映画ものっけから緊張感溢れる展開が最後までずっと続いて、
何で私はこんな疲れてるのにさらに疲れるようなものを見てるんだろう、と思いながらも目が離せない状態が2時間半(しかも長い)。
でもやっぱり面白かったです。
そして日曜日は久良岐能楽堂にたくさんの人にお越しいただきました。
本当にありがとうございました。
終わったあとはすっかり抜け殻でした。
今回駒澤さんや松尾さんの立っている場所がどういう所なのかを4回のリハーサルと本番を通じてじっくりと見ることが出来ました。
そしたらね、わたしも無性にそこに立ちたいと思ったのです。
でもいざその場所に向かって歩き始めると、道のりの険しさと自分のいる場所と目指す場所との距離間にしばし呆然・・・的な。
でもそれはどちらかというと現実を見てがっかりしたとかではなくて、逆に胸が躍るすごい喜びの感覚でした。
目標。
もしやこれが目標というもの?
なるほど・・・私の人生に足りなかったのはこれか。
今までさんざん目標を持て〜ビジョンを持て〜と言われつつ、まったくピントが合わなかった(歌いたいんだから歌ってるんですけど、なにか?みたいな)のはこれだったのね。
と、今更ながらに感激したりして。
登りたい山をやっと見つけた。
そんな気分です。
なんだか毎日がちょっと上質になったような。
月並みだけど感謝でいっぱいです。
ありがとう。
この日の様子をノブさんが撮ってくれてます。
あたまの写真はすっかり色づいた久良岐での一枚。