ura chocotto nikki

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美しい人
瞬間的に降りて来たその人のとても美しい姿が、ずっと焼きついてる人がいる。

もしかしたらそれが恋に落ちるということなのかも知れない。

でも親しくなればなるほど、そこにはあまりに美しいそのイメージと、現実のその人との間にギャップがどうしても生まれてしまう。

日々を共にするうちに、いつの日かその焼きついていたはずの美しいイメージは、ボロボロに崩れ落ちていく。

お互いに傷つけあう時間が増えていき、ギスギスし荒立った関係性の中から、相手を責め、自分の境遇を嘆き、不信感を土台にした言動を繰り返す。

それでもボロボロになったはずのその人の輝かしい姿への執着を手放せずに、なおかつ現実のその人の弱さを受け入れることもできず、いつか相手が変わってくれるのではないかと期待をし、叶わぬ期待にその都度落胆し、幻滅し、また相手を責め、自分の境遇を嘆く。

それの繰り返し。


そんな世界を経て、今は違うサイクルの中での生活が始まった。
 
自分の言動を慎重に見張り、相手に敬意と感謝を持ち、全てを自己責任として捉え、信頼を軸とした関係性を築くことを心がける。

執着せず、物怖じせず、安心感の中でコミニュケーションを取る。

笑いが絶えず、テンポのいい会話が繰り広げられる。

違和感が生まれればすぐにそれを水面上へと浮き彫りにし、そのことについて誠意をもって今の正直な思いを表現し合う。
その人の美しいイメージは褪せることなく、見失うことなく、いつもそこに光を当てさせてくれる。


そんな中、過去に見続けることができなかった人の、その美しいイメージがまだ自分の中に輝いていることに気づいた。

​そしてまだそこに十分魅せられている自分がいることも。
 

きっとそれは素敵なことなんだろうなと思う。
今はもう時を共にすることはできなくても。

でももしその人たちに会うことがあるのなら、今度はその美しさに向きあっていきたい。
今、周りにいる人たちに当たり前のようにできている態度で接したい。
そんなことができればきっとこの私の中の名前のない苦しさも解消されていくんだろうな。

あの時の弱かった私をちゃんと許せるようになるんだろうな。

 
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ビバ自分本位
結局のところ愛したかったのだなぁと。

結果だけ書くとあまりにすんなりと、当然のこととして響くけど、ここに到達するまでにはなかなかの紆余曲折があったわけです。

そこすっ飛ばしてここに来れればいいのになぁとも思いますが、そうはいかないのがこの世の常。


ホント、人って自分本位なシステムになってるんですね。

まぁ、わたしは全てで全てはわたしなんだから当然なんでしょうけど。

なので愛せた途端に、相手がわたしを愛してようが否定してようが、全く気にならなくなるという。


愛するって素晴らしい〜〜〜

ビバ自分本位。


なんていうか、楽。

とっても楽。


しかしそこに至るまでが結構大変なんですけどね。

でもそれも自分が大変になることを選んでるような気がしなくもない。

っていうかそうなんだろね。

よ、このドラマティック好きめ。


でもそのドラマティック、そろそろ満喫したのでもういいです。
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